四間に振られ、かつ相手が穴熊に組んできた場合。
こちらは急戦で行くか、穴熊に固く囲って持久戦に持ち込むか。
その使い分けがまだまだ出来ない。
・・・というか、こちらもサッパリ分からない。
先にUPしているものと比較して、やっぱり対策をキッチリしないと上達しないなぁと思った。
課題局面は、23手目の▲2八銀。
後手は船囲いで穴熊と比べれば遥かに薄いので、先手の金が寄せて行かれる前に手を作りたい。
(早々に▲2八銀を許している時点で甘いのだろうか・・・?)
△5三銀左、△5三銀右、△7三桂が候補手だった。
が、飛車あたりが面白そうだったので本局は△1三角。
しかし、どうも先手の角筋が気になってしまった。
これだったら、先に△7三桂だったかなと思う。
今見直していたら、△7三桂と△1三角を入れて、
後の▲6五歩に△同桂に5七の地点を攻める筋が見えた。
だが、▲6五歩には▲1一角成の狙いもあるので、蓋を閉める手が必要で・・・
じゃあ間に合わないのかな・・・
やっぱり課題だなここは。
先手の攻めが好調に続く。
角が飛車のコビンを狙っていたので深く引いたが、
45手目▲7三角成〜▲2五桂からの53手目▲7二銀の攻めはお見事。
穴熊相手に飛車を交換して58手目の段階では後手が不利だろう。
このときにうまい攻めがあれば良かったのだが、なんとか凌ぐことができた。
途中から相手の歩がなくなったのが幸いだった。
一歩あったら5四に垂らされて悪くなるケースが多々あっただろう。
気づけば90手目には綺麗に清算し、先手の持ち駒は飛車・金・銀。
三枚では詰ますのは難しい。
対して後手は飛車・角・金・銀2・桂・香と豊富だ。
王手さえかかればと思って攻めに転じた。
どこで有利になったかよくわからなかったが・・・