将棋をリアルで指したい!! ネット将棋の素晴らしさと弊害

将棋ウォーズはじめ、ネット将棋には非常にお世話になっている。
毎日、無料で、しかも実力の近い人と出来るのは非常にありがたい。

でも、将棋ウォーズで10分切れ負けの将棋を指してて思うこと。

きっと、多くの人がこれを思っていても、
なかなか言うことの出来ないことだと感じている。

将棋を「リアル」で指したいのだ。

将棋_駒

ネット将棋の普及とその素晴らしさ

便利な世の中になったもので、いつからか、インターネット越しにも将棋が出来るようになった。
しかも、全国各地のプレイヤーと戦える。

コンピュータ相手ではなく、対人間が手軽に指せるのが、将棋人気の再燃に繋がっていると思う。

携帯で将棋といえば・・・将棋ウォーズ!

将棋ウォーズというアプリをご存知だろうか??

私が再開して4ヶ月、ほぼ毎日戦っている。
存在を知ってiPadに入れたのはもうずっとずっと前になるが、
改めて言おう。

将棋ウォーズは凄い。

観戦なら無料でいくらでも見れるし、
強い人同士の将棋を見ると、本当に参考になる。

面白いエフェクトも満載だし、戦型が残るのも魅力の一つだ。
棋譜も直近のものは60局分ぐらい残っているし、
無料であっても1日3局も指すことができる。
将棋の普及には非常に貢献している、ありがたいサービスだ。

このブログでも、たまに記事が出てくるこんな画面が、将棋ウォーズの画面だ。

対先手四間飛車 穴熊に囲いたいが・・・

3分切れ負け・10分切れ負け・10秒将棋と短時間で楽しめるのも魅力の一つ。

長くても20分と時間読みが出来るので、
私は電車に乗っている時によく利用している。

ネットならではの時間設定で絶妙だと思う。

レベルの高いインターネット将棋といえば・・・24!

将棋倶楽部24というインターネット将棋道場もある。

私は将棋倶楽部24でも指すことがあるが、
ついつい長い時間に設定すると、電車の中だけでは終わらないということも多い。

どちらかというと、24は腰を据えて指すのに合っていると思う。

非常にレベルが高いと言われていて、
級・段位が他のwebサービスや将棋道場とは一味違う。

ここの8級が道場初段と言われるぐらい、差があるのだ。

他にもあるけどオススメは・・・

その他、Yahooや81dojoといったサービスもあるようだ。
選択肢があるのは嬉しい。

が、私は他のものをやったことがないので、興味のある人はいろいろ調べてみるといい。

これからネットで将棋を始めようというあなたには、
無料で一日3局指せ、楽しいエフェクトやイベントも多い将棋ウォーズをオススメする。

将棋ウォーズ 戦法一覧 こういうエフェクトが嬉しい

ネット将棋には弊害もある

と、ここまでネット将棋の便利さをお伝えしてきた。

非常に便利なネット将棋ではあるが、実はあまり好ましくない弊害もある。
単に「勝てない」というだけでなく、
使い方によっては実力向上への害悪ともなりうることだ。

サービスは素晴らしいものなのだから、
使う我々が気をつけて、ネットとリアルを上手く使い分けることが大切だ。

弊害①時間が短すぎる

やはり、じっくり将棋を指そうと思うとやっぱり時間が短いとキツい。

将棋ウォーズは長くても10分切れ負けだが、これでもキツい。
考えているうちに1分・2分なんてすぐに経ってしまう。

序盤の駒組みでちょっと考え、
中盤の勝負所で腰を据えて考え、
終盤は詰みが見えそうでも、考える時間が足りない。

指し手は見えているのに、駒を置くだけの時間が足りなくて負けることも、ままある。
優勢になったとしても、時間で攻められるとどうしようもないときもある。

とはいえ、そういうルールの中なので、完全に自己責任

時間の使い方も実力のうち、
使い方が上手くない自分自身が不甲斐ないのだが・・・

考えない将棋は実力がつかない。

考えずに第一感だけで指すと、
間違いなく実力以上のものは出ない。
実力の半分ぐらいしか出ないのではないだろうか。

早見え・早指しと言われるプロ棋士も多いが、
それまでに培ってきた経験が我々アマチュアとは違いすぎる。

しかも、そんな人たちでさえ、一手30秒と言われるとなかなか難しくなる。

特に初心者のうちは、じっくり考えて指すことが重要だ。

弊害②感想戦が出来ない

将棋には感想戦という素晴らしい文化がある。

勝負が終わったその後で、今の局はどうだったのか。
どれがいい手でどれが良くない手だったとか、
どこに誤算があったとか・・・

お互いに自分の考えを述べ合い、今の将棋を振り返るのだ。

言わば、手の内のさらけ出し合い

しかしそれが、お互いにとっての棋力向上につながるのだ。

勝因は何か?

敗因は何か?

それを振り返らずに対局だけを繰り返すと、
勝ったとしても良い手が身につかず、同じことが再現出来ない。

負けたとしたらその対策が出来ず、同じようにやられてしまう。

上達は感想戦を行うからこそとも言えるぐらい、重要なことだ。

子供の頃を思い返すと、なんとなくではあったが「感想戦」をしていた。
もちろん、全ての指し手を完璧に覚えていたわけではないが、
勝負所でしっかり考えた指し手はやっぱり印象に残る。

今でこそ、真剣に行った勝負は初手から振り返られるようになった。

しかし、あまりに短い持ち時間の将棋は無理だ。

一長一短、全て自己責任

オンラインのいいところは、手軽さ。
リアルのいいところは、相手との交流、呼吸。

そんなところにあると思う。

オンラインの将棋は十分な場所があるが、
リアルの場所、しかも同世代の人たちと切磋琢磨していけるような、
そんな環境が以外に見つからなかった。

将棋をリアルで指したい

そんなことから、将棋をリアルで指したいと強く思うようになった。

ご年配の方との場は、新宿の将棋道場に行けばあるが、
同年代や少し若めの人と指す機会は、滅多にない。

やっぱり同世代と切磋琢磨していける方が、私にとっては楽しい。
そして、将棋を通した一生の仲間を作っていければこの上ない喜びになる。

将棋_穴熊囲い

将棋のサークル

そんなことから、将棋のサークルを立ち上げようと思う。
東京で、おそらく池袋で、20代・30代を中心としたサークルだ。

初心者〜中級者(アマ三段ぐらいまで)を中心として、
将棋そのものももちろん、同じ趣味を持つ仲間を増やしていきたい。

ぜひ、この記事を最後まで読んでくれたあなたも、
この将棋の輪に加わって欲しいと思う。
 (フォームからその旨のメッセージをいただけると非常に嬉しい)

これから、徐々にではあるが立ち上げに向けて動いていく。

将棋をリアルで指したい人がいたら、ぜひこの将棋サークルに参加して、
一緒に、楽しく、将棋を楽しんで欲しいと思う。

一人でも多くの将棋仲間と出会えることを願って、この記事を締めくくろう。

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