20代・30代で将棋をリアルで指すイベントの第4回、
将Give vol.4を、2015/7/26(日)に開催した。
今回も満員御礼、用意していた4時間があっという間に過ぎ去った。
前回からのリピートの方や、久しぶりの参加の方、子供の頃以来に指すという女性の方にも来ていただけた。
開催報告をご覧いただこう。
将棋交流会 将Give vol.4 とは??
開催に至るまでの経緯は、これまでもブログで書いてきたので、
それらの記事を読んでいただければと思う。
将Give の目指すところは、
同世代の仲間と、楽しく、かつ礼儀正しく将棋を指す!
と
勝負中はもちろん真剣に指すが、
勝負が終われば、感想戦でお互いの棋力向上に繋げる。
将棋の楽しさと、場の楽しさが共存するような環境にしていきたい。
対局のルール
時間は15分、使い切った後は1手60秒、
手合いは総平手、
というルールで行った。
あとは将棋のルールそのままだ。
時間が迫ってくる中での読み勝負。
将棋の醍醐味を味わっていただけたかと思う。
開催の様子
今回は、12名での開催、満員御礼となった。(大感謝!)
3名が前回から、2名がvol.1以来の参加と、半数がリピートの方に来ていただけた。
繰り返し来て頂けることは非常に嬉しいし、ありがたい。
自然と交流も深まり、将棋を指す相手としてだけでなく、
仲間という感覚も私は感じている。
今回も女性の方にも来ていただけた。
小学校以来とのことで、ルール・駒の動かし方は理解しているというぐらいであったが、
しっかりと指されていた。
対局を重ね、前の対局で学んだことをさっそく次に活かしていて、
見事な飛車浮きの手が印象的だった。
初心者・初級者であっても、楽しく・真剣に指して徐々に強くなっていける、
そんな要素も将Giveにとっては重要な要素にしていきたい。
今回は振り飛車党が多かった・・・わけではないのだが、
相振り飛車が多く見られた。
居飛車党の私としては、未知の局面になり、それを見ていて面白かった。
そういえば私の応援している佐藤天彦先生もたまに振り飛車を指すので、
私も少し幅を広げようかな・・・と感じた。
お次はお馴染み、ペア将棋の図。
2手ごとに交換になるので、なかなか指し手を合わせるのが難しい。
だが、2手ごとというバランスが良く、
「手の意味・意図を汲み取れる」ということで好評いただけた。
vol.2から始めたこのペア将棋だが、
これがなかなか。非常に面白い、という意見もいただけた。
私も久しぶりにペア将棋を指して、面白みが良く分かった。
「リアルで指す」からこそ可能となる仕組みのひとつなので、
これからも続けていきたい。
愛着のある駒で
今回は、5名の方にご自身の盤・駒を持って来ていただけた。
本当に、皆様のご協力で成り立っていると感じており、非常に嬉しい限りだ。
今さらなのだが、それぞれの駒の写真を撮らせてもらって、
それをこの場で紹介できるとさらに良かったかなと思う。
参加者からの感想
最後に、参加者の皆様から感想をいただいた。
幾つか抜粋して載せよう。
- ネットではなくリアルに指せるのが楽しくてリピーターになってます
- ペア将棋の組み合わせがバランスが取れていて良かった
- 初めて参加しましたが、楽しく将棋を指せました
- リアルってのがいい!
- リアルで指す機会が得られて、とても嬉しいです
- ペア将棋が大変楽しかったです
- いまさら将棋をするキッカケはなかなか無かったので、このような機会を作っていただき感謝しています
と、このようなコメントをいただけて非常に嬉しい。
ぜひまた、イベントに来ていただきたいと思う。
番外編
実は、今回はこの後の懇親会でも飲みながらの将棋が繰り広げられた。
しかも「すべての指し手を解説しながらの対局」である。
棋譜と一緒に番外編の記事も載せる予定なので、
ぜひ楽しみにしておいて欲しい。
次回の開催
さて、次回のvol.5は8/29(土)に開催する。
次回は趣向を変えてトーナメントにするつもりだ。
皆様のご参加を、心待ちにしている。