3/28の土曜日に、将棋電王戦FINALの第3局が行われている。
稲葉陽七段 vs やねうら王。
事前のドキュメンタリーで、稲葉七段が深く深く研究してる様子が伺い知れた。
どんな序盤になるのかを最初の注目点としてみていたが、
なんとまた、横歩取り△3三桂が再現されることとなった。
序盤の分岐点
電王戦ドキュメンタリーでも、稲葉七段はわりと優勢を築くことが多かったように思う。
さらに研究を重ねる中で、どんな戦法・戦型を選択するのか、
序盤から非常に楽しみである。
・・・と思って見ていると、あの横歩取り△3三桂が本番でも現れた。
横歩取り△3三桂は、もうプロの間ではほとんど指されなくなっている戦型だが、
対戦相手のやねうら王は、この戦型を多用しているようだ。
ドキュメンタリーの中でも出てきたような、
飛車を捕獲するような順になりやすいようなことを、ほのめかしていたが。。。
門を開けておいて敢えて飛車を成らせるという戦法。
まさに空城の計そのものである。
電王戦ドキュメンタリー 稲葉七段vsやねうら王 一分将棋 横歩取り△3三桂と空城の計
持ち時間5時間の中では、この通りになることはないとは思うが、
どんな展開になるか、目が離せない。
さて、どうなることであろうか。
楽しみに見ていこうと思う。