Facebookページ「将Give」との連動企画「みんなで棋譜検討」を行っている。
今回は3回目、の棋譜を検討していただければと思う。
局面のポイントと、全体の棋譜をみんなで検討していけたらと思う。
今回検討する棋譜
それではさっそく、検討する棋譜をご紹介しよう。
戦形・囲い
本局は、先手の四間飛車からの序盤戦となった。
角道を止める、昔からよく指されている戦法の出だしだ。
それに対して、後手は舟囲いからの急戦や居飛車穴熊など、
様々な手段があるが、今回は天守閣美濃に組み上げた。
そして、後手からの開戦である。
後手が飛車成りに成功したのに対し、先手は天王山の角打ちから馬を作る。
やや後手ペースで中盤が進んでいった。
検討局面
さて、今回検討したい局面はこちら。
53手目▲4六馬に対する、54手目の応手だ。
後手をもって、方針・具体的な指し手を考えて欲しい。
この瞬間の駒割りは後手の桂得で、上手い攻めがあれば一気に優勢になれそうな局面だ。
玉形でも、手がついていない後手の玉は堅い。
一方の先手玉は高美濃+馬なので堅いのだが、攻め込まれそうな雰囲気がぷんぷんしている。
しかし、ここをしのげば▲5三歩成などの楽しみがありそうだ。
本譜は、△6九角と打ち、飛車の確保は出来たものの、
▲5三歩成と攻められ、また、先手の馬が守りによく働く形となってしまった。
さて、どうしたものだろうか。。。
提供者からは、以下のコメントをいただいている。
54手目の角打ちが悪かった気がするので
それに代わる手を検討してもらいたいです。
あなたの考えをFacebookページの方にコメントいただければと思う。
(あわせて、ページへの「いいね!」もお願いしたい)
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このブログへのコメントとして投稿いただきたい。
棋譜
棋譜の全体像は以下からご覧いただくことが出来る。
終わりに
今回の棋譜はいかがだっただろうか。
他人の指した将棋を眺めて、自分なりに考えるというのも、
なかなか面白いし、勉強になると思う。
自分の得意戦法が見つかるかもしれない。
「みんなで棋譜検討」については、
毎週土曜にUPしていく予定なので、楽しみにして欲しい。
また、あなたも検討したい棋譜があれば、ぜひ提供いただければと思う。